博報堂は「コンテンツファン消費行動調査」の2021年版を実施し、そのデータをもとにコンテンツの「リーチ力・支出喚起力ランキング」を算出した。リーチ力(影響力)の強いコンテンツ1位は「鬼滅の刃」だった。
次いで「あいみょん」、「進撃の巨人」。4位以下は「Official髭男dism」「呪術廻戦」「どうぶつの森シリーズ」と続いた。また、支出喚起力ランキングでは、1位はリーチ力と同様に「鬼滅の刃」。2位以下は「嵐」「パズル&ドラゴンシリーズ」「ドラゴンクエストシリーズ」「ONE PIECE」という結果に。
「『鬼滅の刃』は、映画が国内歴代興行収入1位などさまざまなニュースが話題となるタイミングに、動画サブスクリプションサービスでアニメを随時視聴できたことがリーチ力の拡大につながった」と同社は分析する。
同様の動きは「呪術廻戦」や「新世紀エヴァンゲリオンシリーズ」など他のランクインコンテンツにも見られる。また、アニメ視聴、原作漫画に留まらず、公式ファンブックや公式画集といった書籍販売、各種コラボグッズの展開といったフィジカルの接点を充実させている点は、今回初めてランキング入りした「YOASOBI」とも共通する。
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