同社は各市場の推移規模調査も実施した。20年調査と比較して最も増加幅が大きかったのはゲームアプリ市場で、1519億円増となった。一方、最も減少が大きかったのはリアルイベント市場で2273億円減となった。
コロナ禍でイベントの中止が相次ぎ、コンテンツ業界は大きな打撃を受けた。一方、消費者のコンテンツへの平均支出金額は6万7201円と前年比で2629円上昇していることが分かった。
同社は「コンテンツの楽しみ方、支出先もコロナ禍を機に一気に広がりを見せており、デジタルプラットフォームを核にしたコンテンツは、ジャンルを問わずますます加速していくことが予想される。同時に、デジタルの接点だけでなく、パッケージ市場(CDや本、DVDなど)や関連グッズ市場、雑誌・書籍市場といったフィジカルの接点も伸長しており、デジタルとフィジカルの両方の接点を織り交ぜたコンテンツが、今後さらに求められていくことになる」と分析している。
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