文系職種がAIを学ぶべき理由は、他にもあります。それは近い将来、AI教育を受け、自然に使いこなせる「AIネイティブKIDS」が大量に社会に登場してくるということです。
20年度には小学校でプログラミング教育が必須化されました。また国は「AI戦略2019」の中で、「文系を問わず全ての大学・高専生が初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得する」という目標を掲げています。今後のAI教育の充実化は確実です。
こうした世代は、スマートフォンやタブレット端末を使いこなし、動画検索などでも一人一人に最適化して表示されるなど、「AIが当たり前にある消費者感覚」も持ち合わせています。このことは、彼らが社会人となり、企画・開発に携わるようになる上で、大きなアドバンテージになるでしょう。
このようにAI教育を十分に受け、消費者感覚も持ち合わせた「AIネイティブKIDS」をマネジメントしたり、ともに働いたりすることが、近い将来、訪れることになるのです。
では、文系職種の人材がAIを学ぶことで、具体的にどのようなメリットがあるのか。事例をもとにご紹介しましょう。
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