日本郵便と佐川急便は9月10日、協業することで基本合意したと発表した。物流サービスの共創に向け、相互の物流サービスやネットワークの共同活用などを進める。
具体的な協業内容は、「小型宅配便荷物の輸送」「国際荷物輸送」「クール宅配便」の3分野。日本郵便のポスト投函型小型宅配便「ゆうパケット」や、ゆうパックの保冷品配送サービスの一部を佐川急便で取り扱う。
また国際荷物輸送では、日本郵便が取り扱う国際郵便サービス「EMS」を活用したサービスを佐川急便でも展開するという。
今後の取り組みとして両社はワーキングチームを結成し、利便性を高めるサービス開発、インフラの構築に向けての協議を開始する。その他に、両社が持つリソースを活用し、宅配便の共同配送や拠点間輸送で両社の荷物を積み合わせる幹線輸送の共同運行など、効率的な協業方法を検討するとしている。
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