ANAがヤフオク!に航空機部品を出品 シートや窓枠などSorANAkaヤフオク!店

» 2021年09月15日 12時10分 公開
[ITmedia]

 ANAグループの全日空商事(東京都港区)は9月14日、ANA機で使用していた部品やエアライングッズをオークション形式で販売する「SorANAka(ソラナカ)ヤフオク!店」を、ヤフーが運営するネットオークションサービス「ヤフオク!」内に出店すると発表した。

ANA (画像提供:ゲッティイメージズ)

 全日空商事ではこれまで、ANA機で使用していたアウターペーン(アクリルの窓)をキーホルダーに加工したものや操縦かん、コックピットパネルなどのリプロデュース品を「ANAコレクターズグッズ」シリーズとして公式ECサイトで販売してきた。

 しかし航空機ファンなどからは「商品として加工されていない航空機部品がほしい」といった要望があって、 実際に使用していた一点ものの部品やエアライングッズをオークション形式で販売することにしたという。開店以降は、公式ECサイトで展開する商品とラインアップをすみ分けて展開していくとしている。

ANA ECサイトとすみ分けて展開(出所:プレスリリース、以下同)

 第一弾として、ANAオリジナルの「国際線ファーストクラスモックアップシート」と「ボーイング 777 300ER ウインドウフレーム」を出品。オークション入札可能期間は、9月21〜26日としている。

 モックアップシートとは、機能性や快適性の技術検証や新シートのお披露目イベントなどで使用する模型のこと。実機から取りおろしたシートではないものの、機能面はほぼ同じ仕様となっている。重さは約400キロで入札開始価格は7730円。

ANA

 「ボーイング 777-300ER ウインドウフレーム」は、同機の新造機のファーストクラス、ビジネスクラスに設置しているもの。入札開始価格は773円とした。

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 第2弾は10月頃を予定していて「国際線ビジネスクラスのモックアップシート(スタッカード)」や「JA8094 機体識別板(ボーイング 747-400)」などを出品するとしている。

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