ファミリーマートは「ミニサイズの中食商品」のラインアップを9月14日より拡充すると発表した。「小容量で自由に組み合わせて食べたい」という多様化するニーズにアプローチする。
新型コロナウイルス感染症拡大による、外出自粛やテレワークの普及に伴う中食ニーズの高まりを受け、同社は8月24日からミニサイズの中食商品を販売していた。サラダなどの一部のカテゴリー対象としていたが、今回、おむすび、寿司、スープごはん、パスタ、温かい麺、サンドイッチなどを新たに加えた。
展開商品はスパイスやソースにこだわるなど、都市部の嗜好(しこう)に対応した。本格的なアジアメニュー「ロイタイ グリーンカレー」や、お酒に合うショートパスタ「ミニパスタ ボロネーゼ」など多彩なメニューで中食需要を獲得していく。
ローソンは、7月6日から具材のサイズを約2割小さくした焼き鳥3種類の販売した。他の商品と買い合わせを想定しているという。そのほか、小容量タイプの調理麺を「Choi」シリーズを2020年11月から展開している。
セブン-イレブンも小容量展開に力を入れる。21年5月には一膳分のご飯におかずを乗せた「一膳ごはん」シリーズを発売した。軽めの食事に向いた量になっており、同社のテスト販売では今まで弁当をあまり買わなかった女性客の購入が増加したという。
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