テクノロジー企業のワイズ(英ロンドン)は9月15日、日本からの50以上の国や地域への海外送金時の手数料を、最大15%引き下げたと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、2020年3〜4月をピークに為替市場は非常に不安定だったが、21年5月にかけて徐々に以前の水準に戻り始めた。為替市場の安定により、同社の為替変動リスク管理に関連するコストが15%減少したことにより、手数料の引き下げに至った。
同社は今回の手数料の引き下げについて、銀行や他のプロバイダーを利用していた日本の消費者や企業が、ワイズを活用し始めたことによる取り扱い量の増加と、より効果的な為替変動リスク管理によるものだとしている。
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