国際送金サービスを提供する英トランスファーワイズは社名、ブランド名を「ワイズ」に変更する。創業から10年を迎え、また近くIPOを控えていると目されており、ブランドの強化を図る。
同社は世界各国に1100万人のユーザーを持ち、海外送金や外貨決済などのサービスを提供している。既存の国際送金サービスに比べて低コストなのが特徴で、現在の海外送金取り扱い額は月間約6300億円。同社は「銀行経由の送金と比較して、年間約1400億円を節約している」としている。1月には、日本でもデビットカードの発行を開始するなど、本格的にサービスを始めている。
サービス名も新名称に変える。個人向けの複数通貨対応口座は「Wise(ワイズ)」、法人向けの口座は「Wise Business(ワイズ・ビジネス)」、金融機関や企業にサービスをプラットフォームとして提供するサービスは「Wise Platform(ワイズ・プラットフォーム)」とする。
WebサイトのURLも「wise.com」に変更になった。法人名も変更するが、日本法人については近日中の変更となる。
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