ビットコイン価格が急上昇している。10月4日は530万円を超えた。中国の仮想通貨禁止リスクに反応して急落したが、今度は米FRBの「ビットコインや仮想通貨を禁止するつもりはない」という発言を受けて値を戻した形だ。
中国人民銀行が9月24日に、仮想通貨関連サービスを全面的に禁止すると発表したことを受け、ビットコインは9%ほど下落し460万円台まで値を下げていた。ところが10月1日、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、仮想通貨市場を規制する必要はあるが、ビットコインやその他のデジタル資産を全面的に禁止することは考えていないと述べたことに反応し、一気に10%ほど急騰した。
ビットコインは100万円前後だった1年前から急騰を始め、4月には700万円を超えた。その後、5月には中国の仮想通貨関連サービス禁止方針などを受けて急落し、一時400万円を割った。7月からは徐々に値を戻し、8月からは500万円台で推移していた。
→10月6日夜からさらに上昇し600万円を超えたビットコイン
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