4位のリースは、英国スコットランドの首都エディンバラの北部に位置する地域。かつてスコットランドの主要な貿易港であり、何世紀にもわたって工業と密接な関係を築いてきた。昨今は文化的なスポットとしてよく知られ、大規模なアート施設や新進気鋭のビジネスに取り組む企業が集結。長年運営を停止していた劇場「Leith Theatre」や現代アートギャラリー「Biscuit Factory」など、ここ数年で古い建物の再生も進んでいる。
例年6月と8月に、リースのローカルアイデンティティーに触れられるイベントを開催。週1回開催のストリートフードマーケット「The Pitt」でも、その2つのイベント「Leith Festival」「Edinburgh Mela」の雰囲気を少しだけ味わえるという。
5位は、リトアニアの首都ビリニュス市内の中心部にある駅周辺地区。タイムアウトでは、自称「アーティスト共和国」のビリニュスが高級化している今、市のクリエーティブスピリットは、駅地区にあると説明している。壁画や彫刻などのストリートアートが存在するほか、ソビエト時代の工場をリノベーションした施設「Loftas Art Factory」もあり、ライブやファッションショー、上映会などを開催している。周辺には、多国籍料理のレストランもある。
例年9月には、3日間にわたりリトアニア最大の都市型音楽フェスティバル「Loftas Fest」を開催。Loftas Art Factory主催で、地元の優秀なバンドやDJが出演する。
日本で唯一、35位に選出された東京の代官山は、緑豊かなエリアであることや、フレンドリーな店、リラックスした雰囲気の店が多い点などが評価された。また、東京の良いところを集めた場所である点が最も重要なポイントだったという。
調査は3月12日〜4月2日の期間、インターネット上で実施。パリ、ロンドン、東京など世界27都市に住む18〜75歳の2万7000人を対象に行った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング