洋服の青山、1万円を切る「ゼロプレッシャースーツ」 秋冬モデルを発売高機能スーツ続々

» 2021年10月29日 16時40分 公開
[ITmedia]

 洋服の青山を展開する青山商事は10月29日、セットで1万円を切る機能性スーツ「ゼロプレッシャースーツ」の秋冬シーズン向けモデルの先行販売を開始した。同社の公式オンラインストアで展開する。

高機能スーツ 青山商事が「ゼロプレッシャースーツ」の秋冬向けモデルを発売(出所:プレスリリース)

 ゼロプレッシャースーツは、スポーツ素材を使用した“高い機能性”と、セットで1万円を切る“手ごろな価格”を両立した商品として、今年の夏から販売している。通常、夏はスーツ需要が少ないものの、発売以降大きな反響があり、秋冬シーズン向け商品を期待する声が挙がっていたという。

 同商品の生地には、旭化成のストレッチ繊維「ROICA(ロイカ)」を使用したニットを採用。一般的なスーツと比べて縦・横ともに6倍のストレッチ性があるとしている。また、自宅の洗濯機での丸洗いを可能とした他、シワになりにくいなど、手入れのしやすさにもこだわった。

高機能スーツ高機能スーツ 高いストレッチ性が特徴(出所:プレスリリース)

 新たに発売するモデルでは、高いストレッチ性やイージーケア性は維持したまま、従来品よりも生地に厚みをもたせた。また、光沢を抑えたバーズアイ調の柄を採用し、季節感のある風合いとした。

 色は、ブラック、ネイビーの2色で、サイズはS〜3Lの5サイズを展開する。価格は、ジャケットが6050円、パンツ3850円とした。

 ビジネスウェアのカジュアル化やテレワークの浸透などにより、高機能スーツ市場は盛り上がりをみせている。

 AOKIは、20年11月に発売した「パジャマスーツ」を新戦略の柱とし、今後3年をめどにカジュアル領域で年間売上高100億円を目指すと発表。はるやま商事も今年8月に、ストレッチ性や着心地にこだわった「TOKYO RUN らくティブスーツ」(上下セットで5280円〜)の先行販売を実施。10月からラインアップを拡充して展開している。

高機能スーツ はるやまは「らくティブスーツ」のラインアップを拡充(出所:プレスリリース)

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