甲子園の南側に商業施設「甲子園プラス」 2022年3月開業「甲子園歴史館」も入店

» 2021年11月01日 19時50分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 阪神電気鉄道は11月1日、阪神甲子園球場南側に建設を計画している施設の名称を「甲子園プラス」とし、2022年3月上旬に開業すると発表した。地上1〜3階に飲食店や野球体験施設、リニューアルした「甲子園歴史館」、プログラミング教室などが入店する。

「甲子園プラス」外観イメージ。右手が阪神甲子園球場(出典:リリース)

 甲子園プラスは、「野球・スポーツ振興の場」と「地域の憩い・子育て・学びの交流拠点」をコンセプトに、子ども向け施設やファミリー層を中心に人気の飲食店などを誘致。歩行者デッキで接続する阪神甲子園球場と一体的に運営することで相乗効果を高め、365日にぎわいのある「ボールパークエリア」の形成、西宮市や民間法人と協働で進めている「スポーツ」をテーマにしたまちづくりに寄与できる施設を目指す。

建設予定地(出典:リリース)

 施設の顔となる1階には、ファミリー層を中心に人気の飲食店が路面型で入店。関西初出店となる大型野球用品専門店「スタンドイン」では、充実した野球用品に加え、ファンが楽しめるような応援・ファッショングッズを幅広くそろえる。

1階に入店予定の店舗(出典:リリース)

 阪神甲子園球場と歩行者デッキで接続される2階には、一部移転、拡張リニューアルした甲子園歴史館のほか、野球体験施設「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」が入店。併設のベーカリー&カフェ「リトルマーメイド」では、店内に野球関連の書棚を配置するなど、甲子園歴史館と一体的な空間づくりを図る。

2階に入店予定の店舗(出典:リリース)

 3階には、関西初出店となるキッズスポーツ施設「パルクールプレイハウス」やロボットプログラミング教室「プログラボ」が入店。スポーツ、学び、子育てを通じて、地域の交流拠点となることを目指す。

3階に入店予定の店舗(出典:リリース)
施設構成図。敷地面積は3243平方メートル、鉄骨造3階建ての予定(出典:リリース)

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