企業数と女性社長数を対比した「女性社長率」の全国平均は14.2%で、前回(13.6%)に比べ0.6ポイント上昇した。この数字は調査の開始以来、10回連続で上昇している。
都道府県別で全国平均を上回ったのは12都府県で、唯一20%超の沖縄県が20.4%(前回20.6%)で、トップを維持した。次いで、東京都16.5%、福岡県16.1%、大分県16.0%、大阪府15.9%、山梨県15.2%と続いた。
一方、女性社長のワースト1位は前回と同じ新潟県で9.1%だった。次いで、山形県9.2%、福井県9.5%、富山県9.6%、石川県9.8%で、この5県が10%を割り込んだ。
女性社長の名前の1位は「和子」が5796人で、10回連続トップだった。以下2位「幸子」5300人、3位「洋子」5203人、4位「裕子」4368人までは前回と変わらず、5位には前回7位の「陽子」3757人が浮上した。トップの「和子」は、昭和初期から昭和27年(1952年)頃まで、女性の生まれ年別の名前ランキングトップだった影響を色濃く反映している。
名前に「子」が付く社長は27万8015人にのぼり、過半数(構成比51.3%)を占めた。逆に「子」が付かない名前では、18位の「明美」2367人が最も多く、他には26位「真由美」2027人、27位「直美」2006人、29位「由美」1961人が30位以内に入った。
本調査は、約400万社の経営者情報(個人企業を含む)から、女性社長(病院、生協などの理事長を含む)を抽出、分析した。
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