エイチ・アイ・エスは11月5日、2020年4月よりサービスを開始しているオンライン体験ツアーについて、21年10月末までに累計5000本のツアーを催行し、体験者数が15万人を突破したと発表した。
コロナ禍においてオンラインを活用したツアーは、旅行会社だけでなく、航空会社、バス会社などの観光業界をはじめ、旅行者を受け入れる自治体なども参画した。旅行をすることが難しい中での「代替え」としてではなく、ネット環境さえあれば誰でも、どこからでも、どこへでも行くことができ、現地の人と直接繋がることができる「新しい旅」として一定の認知を得た。
21年10月に全ての県で緊急事態宣言が解除され、国内ではリアル旅行に動きがでてきた。オンライン体験ツアーの影響としては、法人の福利厚生での利用や、友人知人と一緒にオンライン体験を楽しむグループでの利用に増加傾向がみられる。また、社員同士で楽しめるレクリエーションの一つとしての活用も増加している。
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