名前の読み方のランキングでは、1位の「あおい」、2位の「ひなた」は男女共通で安定した人気があった。3位「つむぎ」は、女の子での人気が高まったことを受け初のランクインとなった。
男の子は「はると」が13年連続1位、女の子は「えま」が初の1位だった。「えま」は海外でも通じる名前、発音しやすい名前として認識されているようで、18年は9位、19年は4位、20年は2位と徐々に人気が上昇した。
漢字のランキングでは、男の子は順位の入れ替わりもあるものの、上位3位は昨年と同じ「翔」「斗」「大」がランクイン。女の子は「花」「菜」「莉」が昨年と同じトップ3だった。
名付けで重視したことを聞いた。1位は「読み・音の響き」(61.9%)、次いで2位は「画数」(47.5%)、3位は「漢字の持つ意味」(46.2%)だった。毎日何度も呼びかけるため、名前の「読み・音の響き」を最も重視するという結果になった。
「たまひよ しあわせ名前研究所」の栗原里央子顧問は、「コロナ禍前と後で、親御さんたちの名付けに込める思いに変化があったなと感じた。先行き不安定な情勢の中、はやりのものや目新しさよりも、安定感を重視する方が増えたように思う」とコメントした。
「たまひよ2021人気名前ランキング」は「たまひよ」の商品・サービス利用者が対象で、21年1月1日〜9月28日に生まれた赤ちゃんの名前を集計した。また、子どもの「名付けに関するアンケート」はたまひよのアプリ利用者を対象に、インターネットで行った。「名付けに関するアンケート」の調査期間は21年10月12〜13日。有効回答数は名前ランキングが21万1039人(男の子10万5784人、女の子10万5255人)、名付けのアンケートが3751人。
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