小田急、中央林間駅に「東改札口」 混雑緩和と利便性向上へ11月27日から利用開始

» 2021年11月09日 09時01分 公開

 小田急電鉄は、混雑分散と運行定時制向上のため、小田急江ノ島線中央林間駅(神奈川県大和市)に新たに設ける「東口改札」を11月27日から使えるようにすると発表した。

小田急 中央林間駅 東口改札イメージ(以下、プレスリリースより)

 下りホームの相模大野(新宿)側に新設する改札口には、交通系ICカード専用の改札機を4台設置する。これにより、東急・田園都市線への乗り換え動線を追加し、「南口改札」の混雑を分散するほか、街の東側へのアクセスを向上させる狙いがある。

小田急 工事の様子

 また、新設する4通路のうち1通路をワイド改札とし、スロープを設置。誰でも利用しやすい改札口とした。

 中央林間駅の改良工事は「鉄道駅総合改善事業」として、2018年から大和市と協力して実施している。同社は「お客さまの利便性・安全性を向上するための工事に、引き続き取り組んでいきたい」とコメントした。

小田急 南口改札の混雑分散と、街の東側へのアクセスを向上

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