日本国内の企業データベース「SalesNow DB」を運営するQuickWork(東京都渋谷区)は店舗数が多い会社ランキングを発表した。その結果、上位3社をコンビニ勢が独占。1位は「ファミリーマート」(2万3852店舗)となり、「セブン-イレブン・ジャパン」(1万9422店舗)、「ローソン」(1万4659店舗)が続いた。
【編集部より:2022年1月20日午後1時34分 読者の方から「順位に誤りがあるのではないか」とのご指摘をいただいております。記事はQuickWork社が作成したランキング(「関連リンク」に記載)に基づき作成しました。編集部がコンビニ各社の公式サイトの店舗数を1月19日時点で確認した結果、最多は「セブン-イレブン」で国内外3万1646店、「ファミリーマート」は同2万5025店、「ローソン」は同1万8097店でした】
1位のファミリーマートは、Tポイントカードとの連携が地方在住者から評価され、人気を集めた。他にも、1番くじやゲーム・アニメなどとのコラボが多く、サブカル層にアピールすることで競合2社と差別化を図っているようだ。
2位のセブン-イレブン・ジャパンは、主に高齢者を対象としたお弁当の宅配サービスや、ドミナント戦略による一斉出店など、地域密着型で確固たる地位を得た。国内では2位だったが、海外店舗が最も多いのは同社で、海外法人のものを含めた総店舗数は7万店舗以上だ。
3位のローソンは、通常店舗のほかに、品質にこだわったオリジナル商品を扱う「ナチュラルローソン」や、一人暮らし世帯にターゲットを絞り、低価格商品を揃えた「ローソンストア100」も展開。競合2社と比べ、健康や美容に対するニーズに強く訴求し、生鮮食品も多く扱うのが特徴だ。
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