店舗数が多い会社ランキング 3位「ローソン」、2位「セブン-イレブン」、1位は?トップ3をコンビニが独占(1/2 ページ)

» 2021年11月09日 15時19分 公開
[小林香織ITmedia]

 日本国内の企業データベース「SalesNow DB」を運営するQuickWork(東京都渋谷区)は店舗数が多い会社ランキングを発表した。その結果、上位3社をコンビニ勢が独占。1位は「ファミリーマート」(2万3852店舗)となり、「セブン-イレブン・ジャパン」(1万9422店舗)、「ローソン」(1万4659店舗)が続いた。

【編集部より:2022年1月20日午後1時34分 読者の方から「順位に誤りがあるのではないか」とのご指摘をいただいております。記事はQuickWork社が作成したランキング(「関連リンク」に記載)に基づき作成しました。編集部がコンビニ各社の公式サイトの店舗数を1月19日時点で確認した結果、最多は「セブン-イレブン」で国内外3万1646店、「ファミリーマート」は同2万5025店、「ローソン」は同1万8097店でした】

店舗数が多い会社のトップ3をコンビニ各社が独占した

 1位のファミリーマートは、Tポイントカードとの連携が地方在住者から評価され、人気を集めた。他にも、1番くじやゲーム・アニメなどとのコラボが多く、サブカル層にアピールすることで競合2社と差別化を図っているようだ。

 2位のセブン-イレブン・ジャパンは、主に高齢者を対象としたお弁当の宅配サービスや、ドミナント戦略による一斉出店など、地域密着型で確固たる地位を得た。国内では2位だったが、海外店舗が最も多いのは同社で、海外法人のものを含めた総店舗数は7万店舗以上だ。

 3位のローソンは、通常店舗のほかに、品質にこだわったオリジナル商品を扱う「ナチュラルローソン」や、一人暮らし世帯にターゲットを絞り、低価格商品を揃えた「ローソンストア100」も展開。競合2社と比べ、健康や美容に対するニーズに強く訴求し、生鮮食品も多く扱うのが特徴だ。

グローバルではセブン−イレブン・ジャパンが1位だが、国内1位はファミリーマート
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.