日本国内の企業データベース「SalesNow DB」を運営するQuickWork(東京都渋谷区)は、拠点数が多い会社ランキングを発表した。その結果、1位が「ヤマトホールディングス(HD)」(6515拠点)、2位が「日本生命保険」(1657拠点)、3位が「一冨士フードサービス」(1524拠点)となった。1位のヤマトホールディングスは、2位以下を大きく引き離している。
1位は、国内の宅配便サービスでNo.1のシェア率(42.0%)を誇るヤマトHD。国内地域を100%カバーする宅急便ネットワークがあり、営業倉庫だけで約110拠点を持つ。元々は特定企業の専属配送業者だったが、「1キロあたりの単価が高い小口荷物の方が利益につながるはずだ」と考え、個人向けサービスに方向転換を図ったという。
2位の日本生命保険は、直営の事業所や支部の数は1657にとどまるが、代理店を含めると拠点数は2万にも及ぶ。拠点数が多いだけでなく、90近い子会社を持つ大企業でもある。
3位は、給食請負や折詰料理、レストランや喫茶店の経営など、食品関連の幅広い業務を行う一冨士フードサービス。厨房設備の製造や販売、旅館業、農作物の販売など、食から派生する事業にも積極的だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング