新入社員および上司、先輩それぞれに期待されていると思うこと/期待していることを聞いたところ、両者の認識ギャップがみられた。上司、先輩は「基本行動」や「考え方と態度」に関する項目を期待する一方、新入社員は「前に踏み出す力」を期待されていると認識していた。
同社では「ギャップを解消するためには、指導側が対話やフィードバックを促進し、新入社員側の自己認識を高めながら両者で成長イメージや課題をきちんと共有することが重要となる」と指摘。今後は、決められた仕事をきちんと遂行するために必要な「基本の型(ビジネスマナー、仕事の進め方など)」に加え、環境変化に柔軟に適応していくために「創造的な発想で、新たな解決策をもたらすための考え方やスキル」が重要視されていくとしている。
調査は21年6月、インターネット上で実施。20〜21年に入社した新入社員1020人、新入社員の育成にかかわる上司、先輩社員1048人から回答を得た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング