賞味期限を気にする食べ物 3位「ヨーグルト」、トップ2は?4000人に聞いた(1/2 ページ)

» 2021年11月15日 15時11分 公開

 調査会社のプラネット(東京都港区)は、「エシカル消費(賞味・消費期限)に関する意識調査」を実施した。賞味期限・消費期限が切れる前に食べ切る工夫をしているか聞いたところ、47.2%が「いつもしている」と答えた。

「エシカル消費(賞味・消費期限)に関する意識調査」を実施した(画像はイメージ)
賞味期限・消費期限が切れる前に食べ切る工夫をしていますか?(出所:リリース、以下同)

 2017年に実施した同調査の結果は、「いつもしている」が36.4%で、今回10ポイント以上も上昇した。また「全くしていない」人は前回の16.8%から5.1ポイント減少し、11.7%だった。

2017年の「食べきる工夫をしているか」調査結果

 性別で見ると、前回は「いつもしている」と答えた女性は41.5%だったが、今回は51.3%と半数を超えた。男性も、33.0%から43.2%に上昇していて、男女ともに「買ったものは食べ切ろう」という意識が強まっていることが分かった。

 次に、スーパーやコンビニなどで賞味期限や消費期限を理由に安売りしている場合、どんな食品だったら購入するかを尋ねた。「消費期限が理由なら購入する」と「賞味期限が理由なら購入する」を比べると、全ての品目で後者の割合が高かった。また「消費期限が理由なら購入しない」という人は34.5%だが、「賞味期限が理由なら購入しない」人は22.1%と、10ポイント以上の差が見られた。

スーパーやコンビニなどで賞味期限や消費期限を理由に安売りしている場合、どんな食品だったら購入しますか?「消費期限」
スーパーやコンビニなどで賞味期限や消費期限を理由に安売りしている場合、どんな食品だったら購入しますか?「賞味期限」

 性別でみると、それぞれの食品・食材を「購入する」割合は、多くの項目で女性が高かった。「賞味期限が理由」の場合、男性が女性を上回ったのは「総菜、弁当」のみだった。「消費期限が理由」だと、「カップ麺」「レトルト食品」「缶詰」は男性の割合が高かった。また「生鮮食品(肉や魚)」(7.2ポイント差)、「生鮮食品(野菜)」(4.3ポイント差)といった、調理が必要なものは男女差が大きかった。

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