「おうちハロウィン」が7割、平均消費額も2年ぶりに増加 2021年ハロウィン実態調査LINEリサーチが調査(1/2 ページ)

» 2021年11月22日 18時04分 公開

 ハロウィンに関連して何かをした人は4割、「おうちハロウィン」が7割――13〜49歳男女を対象にしたLINEリサーチの調査でこんなことが明らかになった。コロナ禍の影響などで、自宅や友人の家で「おうちハロウィン」を楽しんだ人が7割となった他、一人当たりのハロウィンに関連した平均消費額も2年ぶりに増加した。

「ハロウィン」に関する調査を行った(画像はイメージ)

 「ハロウィンに関連して何かをした」という人は38%と、20年調査の37%からほぼ横ばいだった。年代別では、10代男性は7ポイント、10代女性は6ポイント増加し、10代男女でやや増加する結果となった。

2019〜2021年のハロウィン参加率(出典:LINEリサーチ、以下同)

 「ハロウィンに関連して何かをした」と答えた人に、どのようなことをして過ごしたのか聞いた。最も多かったのは「ハロウィン仕様の食べ物を買った」が37.6%、次いで「家族や友達、知り合いとお菓子を交換したり、お菓子を贈ったりした」が22.8%、「かぼちゃやステッカー、ガーランド、オブジェなどで飾りつけをした」が17.4%だった。

ハロウィンに関連してやったこと

 年代別では、楽しみ方の傾向が異なった。全体で22.8%だった「家族や友だち、知り合いとお菓子を交換したり、お菓子を贈ったりした」は10代女性で37.2%となり高い割合で、10代男性でも同様の傾向があった。学校の友だちや家族と贈り合いを楽しんでいるようだ。

男女年代別「ハロウィンに関連してやったことは?」10代、20代編
男女年代別「ハロウィンに関連してやったことは?」30代、40代編

 全体ではランク外だった「オンラインでのイベントや集まりに参加した(ゲームや音楽ライブ、パレードなど)」は、10代男性で17.3%、20代男性で13.8%だった。他の年代ではランクインせず、ゲーム内で開催されるハロウィンイベントなどは、若年男性の楽しみ方の1つになりつつあることがうかがえた。

 全体で14.5%だった「ハロウィンに関連する投稿をSNSでアップした」や、ランク外の「ハロウィンフィルターを使って写真を撮った/ハロウィン風に加工した」は、10代女性で各2割前後と高く、女性30〜40代では、「かぼちゃやステッカー、ガーランド、オブジェなどで飾りつけをした」の割合が高かった。

 また30代女性では、「家族に仮装させた」、「グッズを買った」もランクイン。「家族に仮装させた」は男性でも30代以上で2位だった。この年代は、自宅で家族とハロウィンを楽しんでいるようだ。

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