「おうちハロウィン」が7割、平均消費額も2年ぶりに増加 2021年ハロウィン実態調査LINEリサーチが調査(2/2 ページ)

» 2021年11月22日 18時04分 公開
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「おうちハロウィン」の割合が増加

 ハロウィンに何かしらの形で参加した人がどこで楽しんだか聞くと、自宅や友だちの家などでハロウィンを楽しむ「おうちハロウィン」がどの年代も7割前後と高かった。

ハロウィン参加者の「おうちハロウィン」の割合推移(2019〜2021)

 特に昨年から男性30代や、男女40代でさらに割合が上昇。女性40代では76%と8割に近くなっている。この年代では「飾りつけ」や「家族の仮装」など、食べ物に加え家でできるハロウィンを楽しむ人が多いことが伺える。

 22年のハロウィンへの参加意向を聞いたところ、「参加したい」人は36%と昨年の34%に比べて微増した。コロナ禍前の19年よりも参加意向は高く、さまざまなイベントができない中、楽しめるイベントは参加していきたいという気持ちが高いようだ。

2019〜2021年の来年のハロウィン参加動向

 年代別では、10代は参加意向が前年より8ポイント増加した。

 コロナ禍の外出自粛の影響もあり増加した「おうちハロウィン」は今後定着していくのか、動向に注目が集まる。

平均消費額が2年ぶりに増加

 その他、一人当たりのハロウィン関連の平均消費額が、20年の3212円から3796円に2年ぶりに増加した。4630円(19年)よりは低いものの、同社は「イベントへの意欲や行動は徐々に戻りつつあるのかもしれない」としている。

ハロウィンに使った平均金額

 調査は、LINEユーザーである日本全国の13〜49歳の男女を対象に、インターネット上で実施した。期間は21年11月1〜4日、有効回答数は5239人だった。

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