ワークマンは12月2日、職人向けの新業態「WORKMAN Pro(ワークマン プロ)」の1号店となる板橋前野本通り店(東京都板橋区)をオープンする。作業服などのプロ向け製品を中心に取りそろえ「原点重視」の姿勢を強調。初年度は全店の平均売上の約1.3倍となる2.1億円の売り上げを目指す。
同社はこれまで、プロ向け製品を購入する建設業などの職人と一般客が共存する「WORKMAN Plus(ワークマン プラス)」や一般客向けの商品に特化した「#ワークマン女子」の出店を加速していた。その一方で、従来の顧客層であった職人からは「悲報!俺たちのワークマンはどこへいった」「女性客や子ども連れの客が多く店舗に入りにくい」といった声があがっていたという。
そこで、職人のお客が多いワークマン店舗を改装し「原点重視」の姿勢を強調。ロゴは黒を基調としたデザインとし、店舗の内外装も職人が入店しやすいデザインを採用した。
また1号店を除いて、全てワークマン既存店からの改装とする。需要が高いエリアに出店している売上2億円以上のワークマンを中心に改装を進め、10年後にはプロが200店、プラス900店、女子400店の1500体制とする。
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