バーチャル空間「oVice」を提供するoVice(石川県七尾市)は、会社員の男女を対象に「忘年会に対する意識調査」を行った。その結果、2020〜21年に新卒入社した「コロナ禍入社世代」(以下コロナ世代)は、57.6%が忘年会参加を希望し、全年代でトップであったことが分かった。
会社の忘年会にまだ参加したことがないコロナ世代の忘年会参加意向は、全年代の参加希望の52.8%と比べて、4.8ポイント多かった。
コロナ世代に忘年会に出席したい理由を聞いたところ「入職してから1度も先輩や上司とプライベートで話したことがなく親睦を深めたい」(20・21年入社女性)、「リモートでなかなかコミュニケーションが取れない中、親睦を深めることのできる貴重な交流の場だと感じる」(同)などの声が聞かれた。
コロナ世代の「入社後不便に思うこと」について、最も多かったのが「社内での人とのつながりを広げにくい」(59.1%)、次いで「同僚との人間関係が深めにくい」(54.4%)、「自分の成長を実感しにくい」(43.5%)、「自分の仕事内容や忙しさについて周囲の人に理解してもらいにくい」(43.0%)だった。この結果からも、人とのつながりを得たいという観点から、忘年会に対して興味を持っていることがうかがえた。
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