忘年会に参加意向のある20〜50代に、忘年会に参加したい理由を聞いた。最も多かったのは「会社の人と親睦を深めたい」で、30〜50代で約7割だった。また、「1年の頑張りを同僚と労いたい」は、50代が45.6%、20代が21.7%と2倍以上の差があり、50代は特に飲み会を通じて同僚とコミュニケーションを取りたいと感じる人が多いことがうかがえた。
一方で、忘年会不参加を希望する20代に、参加したくない理由を尋ねた。1位は「上司や部下に気を遣うから」(54.9%)、2位は「家に帰るのが遅くなるのが嫌だから」(50.1%)、3位は「お金を払ってまで会社の人と飲んだり食べたりしたくないから」(48.8%)、4位は「業務時間外まで会社の人と関わりたくないから」(44.8%)だった。また他の年代と比較し特に差があったのは5位の「飲み会マナーが面倒」(39.5%)で、50代と24.7ポイントの差があった。
20代に、会社の忘年会がどんな内容であれば参加したいか聞いた。1位は「細かいマナーに気を遣わなくていい忘年会」(47.0%)、2位は「料理やお酒が美味しい忘年会」(38.6%)、「無料で参加できる忘年会」(37.8%)、4位は「一次会でサクッと終われる忘年会」(33.9%)だった。
oViceは、「どれも参加したくないの数値が18.2%に対し、条件によっては半数近くが参加したいと答えていることから、場合によっては社員がポジティブに会社の忘年会へ参加する可能性があることが分かった」と分析した。
調査は、 1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)と関西の2府1県(大阪府、京都府、兵庫県)の社員51人以上の規模の会社で働く20〜50代の会社員男女を対象に、インターネットで行った。期間は21年11月10〜11日、有効回答数は1238人(男性615人、女性623人)、うちコロナ禍入社世代(20・21年度)316人。
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