今後のことについて、今西さんはどのように考えているのだろうか。「いまと同じペースで訪問したほうがいいのか。それとも回数を減らして、他のところで展開したほうがいいのか。状況を見ながら、決めていかなければいけません」という。
移動営業を始めて6カ月が経ったわけだが、イーチャリティ社はその間にさまざまなことを行っている。自転車の洗車サービスを始めたり、子どもたち向けに自転車のマナー講習を始めたり。ロードバイクの洗車サービスを行っているところはあるが、一般的な自転車を洗車しているところは珍しい。また、子どもたちに分かりやすく伝えるために紙芝居をつくって、「赤信号を渡ってはいけません」「二人乗りもいけません」といった内容を話していて、毎回30人ほどが集まってくるそうだ。
修理、点検、販売、洗車、紙芝居……。さて、これからどんな仕掛けを考えているのだろうか。事業のペダルは当分、こぎ続けることになりそうだ。
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