映画製作会社売上ランキング 3位「東北新社」、2位「東映」、1位は?(1/2 ページ)

» 2021年12月06日 13時14分 公開
[神奈川はなITmedia]

 日本国内の企業データベース「SalesNow DB」を運営するQuickWork(東京都渋谷区)は、映画製作会社売上ランキングを発表した。1位は「東宝」(1919億円)、2位は「東映」(1076億円)、3位は「東北新社」(528億円)だった。

【訂正履歴:2021年12月7日午前10時45分 記事初出時、タイトルを「映画制作会社」と表記しておりましたが、正しくは「映画製作会社」でした。訂正してお詫び申し上げます。】

photo 映画製作会社売上ランキング(画像はイメージ)
photo 1位「東宝」

1位は「東宝」 『鬼滅の刃』シリーズが大ヒット

 1位の東宝は、以前は製作の「東宝映画」、配給の「東宝」と分業していたが、現在は一本化している。代表作は特撮作品の『ゴジラ』シリーズや、『世界の中心で、愛をさけぶ』『僕等がいた』など。2021年度の売上高には、東宝が配給した『鬼滅の刃 無限列車編』(興行収入約391億円)のヒットが影響している。

photo 2位「東映」

 2位の東映の代表作は『スーパー戦隊』シリーズ、『仮面ライダー』シリーズ、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』など。人気シリーズのテレビ版、劇場版を手掛けており、安定感がある。アニメ映画の製作・配給に力を入れていて、『セーラームーン』『プリキュア』『ワンピース』なども手掛けている。

photo 3位「東北新社」

 3位の東北新社は、映画の製作、配給だけでなく、海外からの輸入配給や字幕・翻訳なども手掛けている。代表作には『千と千尋の神隠し』『陰陽師』『魔法陣グルグル』などがある。

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