最後に「2020年と比較し、景気の上昇や回復を実感できているか」と尋ねたところ、「実感している」と回答した人は35%(非常に実感している:4%、どちらかというと実感している:31%)、「変化はない」と回答した人が26%、「実感していない」と回答した人は37%(どちらかというと実感していない:24%、まったく実感していない:13%)という結果になった。
「実感している」と答えた人は「ワクチン接種が進むにつれ新型コロナウイルスの感染者が減少してきており、経済が少しずつ動き始めてきたように感じるから」(流通・小売関連/50〜99名)、「昨年は延期されがちだったシステム更改やセキュリティに、予算を使える企業が増えてきていると感じる」(IT・情報処理・インターネット関連/100〜299名)といったコメントが寄せられた。
一方「実感していない」と回答した人からは「クライアントでも売り上げが大幅に回復している企業はあまりなく、業種によってはずっと下火のところもあるため、新型コロナウイルスの影響はまだ強いと感じる」(広告・出版・マスコミ関連/10〜29名)、「ウッドショックや原油高、資材の値上がりなど、先行きが不透明だから」(メーカー/100〜299名)といった意見があった。
当調査は10月20日〜11月23日の間、『人事のミカタ』を利用する従業員数299名以下の企業の人事担当者を対象にインターネットによるアンケートで実施。479社から回答を得た。
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