リンガーハットが冷凍商品の自動販売機を次々と設置している。6月にとある店舗でテスト販売をしたところ売れ行きが好調だったため、12月末までに全国25店舗への設置を決めた。どういった背景があるのか、リンガーハットジャパンの営業管理部部長である西村浩氏に話を聞いた。
自動販売機で取り扱っているのは、「長崎ちゃんぽん」や「長崎皿うどん」(いずれも450円)、「ギョーザ(12個入り)」(350円)、「チャーハン」(450円)など6種類だ。リンガーハットでは2012年ごろから冷凍食品を販売しており、現在は10商品を取りそろえている。自販機で販売しているのは、その中でも人気のある商品だ。設置場所は、店舗の入り口付近や駐車場の一角となっている。
自販機の導入を決めたきっかけは、新型コロナウイルスの感染拡大により、各地の店舗が時短営業を強いられたことだった。売り上げが伸び悩んだことを受け、とある店舗の店長が「他のお店が自動販売機で冷凍食品を売っている。わが社もやるべきだ」と上司に提案。西村氏は「半信半疑で設置してみた」と当時のことを振り返る。
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