PCディスプレイ常設の喫茶店、横浜・みなとみらいに誕生

» 2021年12月16日 15時15分 公開
[ITmedia]

 飲食事業を手掛けるGRACE(横浜市)は、みなとみらい駅直結の商業施設「マークイズ」内に「ディスプレイモニタの多い喫茶店」をオープンした。大きい画面を見ながらカフェで仕事をしたい層に訴求する。

「ディスプレイモニタの多い喫茶店」が横浜・みなとみらいに誕生(画像:以下、リリースより)

 店内の多くの席に27インチのモニターを備え付けた。高さのある仕切りを用意したり、十分な作業スペースを確保したりすることで、隣の席の人が気にならないように工夫を施した。

モニター席の様子

 モニターとPCをつなぐケーブルや充電用ケーブルも貸し出すほか、Mac、Windows対応のキーボードやマウスも用意した。また、モニター席以外の席にもコンセントやUSB充電の機能を付けている。

ケーブルやキーボード、マウスなどを用意している

 同社は「働く場所の自由化に伴い、カフェなどで仕事をする人が増えています。一方、エンジニアやデザイナーなど、ノートPCサイズでは仕事がしづらい人もいると考えました。ディスプレイモニターを常設し、複数種類のキーボードやマウスを貸し出すことで、作業をする人にとって利便性の高い空間に仕上げました」と話す。

全席にコンセントやUSB充電口が備え付けられている

 一方で、ビジネス感のあるコワーキングスペースになりすぎないよう、喫茶店の雰囲気も重視しているという。喫茶店の定番ドリンクであるクリームソーダやコーヒー、エスプレッソ、スイーツや軽食などを提供する。

クリームソーダやスイーツを提供する

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