シウマイで知られる崎陽軒が、新商品「ギヨウザ」を一部店舗、通信販売で11月23日に発売する。価格は15個入りで620円。コロナ禍で定着した中食需要を取り込む狙いだ。
ギヨウザは、国産豚肉とオホーツク海産の干帆立貝柱のうま味が詰まった一口サイズのものになっている。シウマイで培ったノウハウを生かした商品。シウマイ同様に化学調味料や保存料を使用せず、安心して食べられるようにした。
コロナ禍での観光需要の落ち込みから、同社の看板商品シウマイ弁当の売り上げは、昨年4月に前年の4割以下にまで落ち込んだという。本社を構える横浜市は、コロナ禍で20年の観光客数が1629万人と、前年(3634万人)と比べて55.2%減となった。新商品投入でコロナ禍での落ち込みを取り戻せるか。
【編集履歴:2021年11月20日午後0時10分 記事内容を一部修正しました】
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