SBI証券は12月17日、国内で初となる一般投資家向けの仮想通貨(暗号資産)ファンドの取り扱いを開始した。ビットコイン、イーサリアム、XRP、ポルカドット、ライトコイン、チェーンリンク、ビットコインキャッシュの7通貨に投資する。
名称は「SBI暗号資産ファンド(匿名組合1号)」。一般的な投資信託の形ではなく、クラウドファンディングなどで使われる匿名組合の仕組みを使う。SBIオルタナティブ・アセットマネジメントの子会社が匿名組合を作り、投資家はそこに出資する形。SBI VCトレードが仮想通貨の売買や委託を受け持つ。
リスクが高いことから、投資経験があり保有金融資産3000万円以上など、基準を満たす顧客のみを対象とし、SBIマネープラザの販売員が対面で説明した上で販売する。投資単位は500万円以上、100万円単位で、1年間、中途解約ができない。
また税制的にはクラウドファンディングや仮想通貨現物などと同様、総合課税となる雑所得として扱われる。
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