教科書を発行する光村図書出版(東京都品川区)は、全国の小・中学校に通う児童・生徒の保護者を対象に、子どもの「好き」に関するアンケート調査を行った。
学校で好きな教科が作れるとしたら、どんな教科を希望するか聞いたところ、小・中学生全体で最も多かったのは「ゲーム」(64件)だった。
次いで「パソコン」(21件)、「料理」(18件)、「アニメ・マンガ」(17件)と続いた。
「ゲーム」をはじめ、生活を楽しくするような教科(「料理」「アニメ・マンガ」「イラスト/絵を描く」など)が挙げられた。また、ICTに関わる知識・技能を身につけるような教科(「パソコン」「プログラミング」など)も多かった。
余暇に何をすることが好きか聞いた。小・中学生全体で1位が「ゲームをする」(70.8%)、2位が「YouTubeなどの動画を見る」(62.0%)、3位が「テレビ番組を見る」(48.8%)だった。
コロナ禍もあってか、子どもたちは屋内でできることを好む傾向があった。4位「公園など屋外で遊ぶ」(37.0%)について小・中学生別に見ると、小学生は48.4%だった。一方、中学生は13.9%だった。
SNSの利用について小・中学生別に見た場合、「SNSなどで友達とコミュニケーションを取る」は小学生が2.7%、中学生が26.1%だった。また、「SNSを見たり投稿したりする(Twitter・Instagramなど)」は、小学生が4.5%、中学生17.0%だった。小学生と中学生では利用実態に大きな違いがあった。
「テレビ番組を見る」については、全体の48.8%が挙げた。そのため、「YouTubeの台頭によってテレビの人気が落ちている」といった状況は、顕著には表れなかったと同社は分析する。
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