2021年版「IT職種の平均年収ランキング」 最も増加した職種は?dodaが発表(1/2 ページ)

» 2021年12月23日 11時07分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」が、「IT職種の平均年収ランキング2021」を発表した。その結果、2021年のIT職種の平均年収は438万円で、昨年から14万円減少していることが分かった。

年収 IT職種の平均年収は?(画像提供:ゲッティイメージズ)

 業種別では、「IT/通信」の平均年収が433万円で、昨年から11万円減少した。19年からの平均年収の推移を見ると、19年は446万円、20年は444万円、21年は433万円と、全体的に減少傾向という結果になった。

年収 「IT/通信」の平均年収推移(doda調べ)

 「IT/通信」業界の4業種(ITコンサルティング、システムインテグレータ、ハードウェア/ソフトウェア/パッケージベンダ、通信/ISP/データセンター)の平均年収は、「20代」が、4業種のうち3業種の年収が減少したのに対し、「30代」以上では、ほとんどの業種で年収が増加していることが分かった。

 増加額が最も大きかったのは、「50代以上」の「ハードウェア/ソフトウェア/パッケージベンダ」(813万円)で、昨年より57万円の増加となった。

年収 「IT/通信」業界に分類される4業種(doda調べ)

 「IT/通信」の中でも、平均年収が昨年より増加したのは2業種、減少は2業種だった。「ITコンサルティング」は458万円(昨対比3万円増)、「ハードウェア/ソフトウェア/パッケージ」は451万円(同2万円増)、「システムインテグレータ」は452万(同3万円減)、「通信/ISP/データセンター」は398万(同5万円減)だった。

 なお、「インターネット/広告/メディア」では、「ゲーム(オンライン/ソーシャル)」が407万円(同6万円増)と好調だった。

年収 業種別年収変動(IT関連、doda調べ)
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