日本マクドナルドは12月30日、休止していた「マックフライポテト」のM・Lサイズの販売を、31日午前10時半から再開すると発表した。原材料の輸入遅延により、24〜30日まで販売を見合わせていたが、代わりの航空便を手配するなどして対応した。
同社は、北米からポテトを輸入しているが、船便の経由地であるカナダ・バンクーバー港近郊で大規模な水害が発生したことや、コロナ禍で世界的な物流網が混乱したことで輸入に遅延が発生。24〜30日までM・Lサイズの販売を休止し、Sサイズのみ販売していた。
同社は「引き続き輸入業者やサプライヤーと協力のうえ、原材料の安定調達に尽力する」としている。
ポテトの輸入遅延は、飲食チェーン各社に影響を及ぼしている。セブン&アイ・フードシステムズが運営するデニーズも12月20日、安定供給ができるまで、通常と形状が異なるフライドポテトを使用すると発表した。輸入状況が悪化し、国内在庫が不足しているという。
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