ローソンは、2021年12月31日〜22年1月1日に全国のローソン店舗で半額にて提供した「マチカフェ ホットミルク」の販売量が約135トンだったと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で、牛乳の原料である生乳が大量に廃棄される懸念があった。また、年末年始には学校給食などがないため、牛乳の消費量が減少する傾向にある。そこで、ローソンは牛乳の消費量拡大を応援するために、通常は130円のホットミルクを65円で販売することにした。
21年12月28日〜22年1月3日の販売数は、前年同期と比較して約18倍になった。
販売数上位10店舗のうち、8店舗の近くに寺社があったという。また、購入者を分析すると、20〜40代女性が約半数を占めた。
都道府県別の販売数ランキングでは、1位が茨城県、2位が栃木県、3位が福島県という結果に。茨城県の販売数は全国平均の約2倍となった。
ローソンのチェーン名とミルク缶のマークは、1930年代に米国オハイオ州のJ.Jローソン氏が営んだ「ローソンのミルク屋さん」が発端だという。同社は「今回、ミルク屋さん発祥のローソンとして、牛乳の消費拡大につながればと思い、半額セールを実施した」としている。
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