JX通信社と日立、AIでインフル流行予報

» 2022年01月07日 14時21分 公開
[季原ゆうITmedia]

 JX通信社(東京都千代田区)と日立社会情報サービス(東京都品川区)は1月6日、AIでインフルエンザの予報を行うテストマーケティングを開始したと発表した。日立グループの開発したLumadaソリューション「感染症予報サービス」を活用し、JX通信社のニュースアプリ「NewsDigest」の利用者に向け実施する。

インフルエンザの流行予報(出所:リリース)

 2021年12月20日から22年2月28日の期間、埼玉県全域を対象とし「NewsDigest」上にインフルエンザタブを新設し、インフルエンザに関する情報を集約する。また、「感染症予報サービス」を連携し、特定地域のインフルエンザ流行予測を配信、「NewsDigest」より利用者に向けプッシュ通知を行う。

現在500万ダウンロードを突破する「NewsDigest」(出所:Webサイト)

 両社は、今回の取り組みで得たデータをもとに、22年度以降はインフルエンザワクチン接種の行動データなどを組み合わせ、新サービスの企画など新たな価値の創造を推進するとしている。

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