満足度の高い「通信教育」ランキング 中学生向け1位は「スタディサプリ」、小学生向けは?オリコン調べ(2/2 ページ)

» 2022年01月08日 08時00分 公開
[サトウナナミITmedia]
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「スタディサプリ」が「中学生向け」で総合1位

 中学生向け通信教育では、リクルートが運営する「スタディサプリ」が、16年の調査開始以来初めて総合1位となった。全8つの評価項目では「入会手続き・特典」(69.8点)、「適切な受講料」(66.1点)の2項目で1位に。

 また、高校生向けランキングでも、「Z会の通信教育」と同点で2度目の総合1位を獲得した。評価項目では、「教材・講義」(80.2点)、「学習のしやすさ」(72.3点)、「受講効果」(72.5点)、「適切な受講料」(76.3点)の4項目で1位となった。

 利用者からは「手頃な値段で豊富な講座を受講でき、いつでも好きなときに受けられる。繰り返し聞ける点も良い」(中学生向け通信教育/40代・女性)、「ひとつひとつの講義が短時間で分かりやすく、動画数が多い点が良い」(高校生向け通信教育/10代・女性)といった意見が上がった。

 中学生向け通信教育ランキングの2位は「Z会の通信教育」(66.8点)、3位「進研ゼミ」(64.8点)。また、高校生向けの3位は「進研ゼミ」(73.6点)だった。

通信教育 評価項目別ランキング(オリコン調べ)

 「小学生向け通信教育」調査は、21年7月29日〜8月5日、20年8月4〜11日、19年8月27日〜9月2日に実施。現役小中学生を持つ保護者が対象で、有効回答数は4639人。

 「中学生向け」は、21年8月2〜6日、20年8月4〜13日、19年8月27日〜9月5日に実施。現役中高校生を持つ保護者を対象とし、有効回答数は4438人だった。

 「高校生向け」は、21年7月30日〜8月31日、20年7月31日〜8月13日、19年8月16日〜9月18日に、中学生を除く15〜22歳の男女を対象に実施。有効回答数は1253人。いずれの調査も小中高校生向けの通信教育を3カ月以上受講、または5年以内に受講したことがあることを条件とした。

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