医療保険の加入者は7割強――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「医療保険の加入」に関する調査で分かった。同調査は今回で15回目。
医療保険に加入しているか聞いたところ、「医療保険として単独で加入している」人が36.9%、「生命保険の特約としての医療保障に加入している」人が21.5%、「両方に加入している」人が5.3%だった。
加入している医療保険会社で最も多かったのは「県民共済」で13.1%だった。次いで「アフラック」が12.7%、「日本生命」が7.1%、「かんぽ生命」「第一生命」が共に5.4%だった。
医療保険への加入理由としては、「定年になった後保険を全面的に見直し、一番効率の良い保険を探した結果」(70歳男性、県民共済の加入者)や「大きな病気をしたとき先進医療が受けられるようにしたいから」(68歳男性、アフラックの加入者)、「保険会社の経営が安定していて、総合的にメリットがある」(70歳男性、日本生命の加入者)などが挙げられた
医療保険加入時に商品を選ぶ決め手としては「月々の保険料が安い」(60.7%)が最多だった。次いで「病気での入院給付金日額が十分である」(27.2%)、「十分な額の手術給付金がある」(24.7%)となった。「日帰り入院も保障してくれる」「商品内容がわかりやすい」は、女性でやや高かい傾向が見られた。
医療保険加入時にインターネットをどのように利用したいかを聞いた。「情報収集から相談、商品決定、申込みまで、全てインターネットを利用したい」(31.2%)が最も多く、2019年以降増加している。
次いで「情報はネットで集めたいが、最終的には販売員などに相談して決めたい」(27.2%)、「インターネットは利用せず、最初から販売員などに相談して決めたい」(11.2%)という結果に。
今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。期間は12月1〜5日、有効回答数は1万116人。
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