スポーツ動画配信サービス「DAZN」を運営するDAZN Japan Investment(東京都港区)が、「ライブコンテンツ視聴ランキング2021」を発表した。2021年の視聴者数最多はサッカー日本代表の「ベトナム vs 日本」(以下左がホームチーム)だった。日本代表は11月に中東カタールで開幕するワールドカップ(W杯)の最終予選に現在参戦中。上位5位までを日本代表戦が独占した。
2位から5位までは「オマーン vs 日本」「中国 vs 日本」「サウジアラビア vs 日本」「日本 vs オーストラリア」の順だった。
同社は21年8月、アジアサッカー連盟(AFC)と28年までの長期契約を締結し、AFC主催の14大会の放映権を獲得したと発表。W杯最終予選も契約に入っており、日本代表のホームゲームは地上波でも放送する一方、アウェイゲームはDAZNの独占配信となる。
こうした背景から、日本代表のアウェイゲームがランキング上位を独占したとみられる。8位には「日本 vs オマーン」も入っており、トップ10に日本代表の6試合がランクインした。
そのほか、トップ10には、イングランド・プレミアリーグとJリーグの試合が入った。
6位の「リヴァプール vs アーセナル」は日本代表の南野拓実選手(リヴァプール所属)と冨安建洋選手(アーセナル所属)の日本人対決、7位の「マンチェスターU vs ニューカッスル」は、12年ぶりに古巣マンチェスターユナイテッドに加入したポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド選手の復帰初戦ということから、それぞれ注目を集めたとみられる。
9位はJリーグ開幕戦で「神奈川ダービー」が実現した「川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス」、10位は冨安選手のアーセナルでのデビュー戦「アーセナル vs ノリッジ」だった。
DAZNは英プレミアリーグとは2019-2020シーズンから3シーズン、Jリーグとは2017〜2028シーズンまでの12シーズンの独占放映権をそれぞれ取得している。
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