転職サービス「doda(デューダ)」を運営するパーソルキャリアが、職種別「残業時間」の調査を実施した。2021年の平均残業時間は20.8時間/月で、昨年の調査より微増したことが分かった。
平均残業時間が最も少ない職種は「秘書/受付」であること、最も多い職種は「設計監理/施工管理/コンストラクションマネジメント」であることが明らかになった。
21年4〜6月の3カ月間における全職種の平均残業時間を調査したところ、結果は20.8時間/月だった。前回(20年4〜6月)の調査時の20.6時間と比較すると、大差はないものの+0.2時間と微増していた。
「残業時間が少ない職種TOP20」の平均残業時間は13.5時間で、国内初の緊急事態宣言が出される前(20年1〜3月)の20.7時間、コロナ禍で初の緊急事態宣言の期間を含む前回調査(20年4〜6月)の14.7時間より減少した。
平均残業時間が少ない職種を調査したところ、1位は「秘書/受付」と「医療事務アシスタント」(残業時間10.5時間)で、3位は営業事務アシスタント(同11.1時間)という結果に。
ランキングを見てみると、上位20職種のうち10職種が「事務/アシスタント」系職種で占められていた。この傾向はコロナ以前の20年1〜3月、前回調査の20年4〜6月でも同様に見られた。
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