引越しする際、「家賃」以外で重要視すること 「静かさ」「駅からの距離」を上回った1位は?イタンジ調べ

» 2022年02月16日 16時18分 公開

 不動産関連サイトを運営するイタンジ(東京都港区)は、同社が運営するサイトのTwitterアカウントのフォロワーを対象に、「引越しにおける住まいのこだわりに関する意識調査」を実施した。引越しの際、「家賃」以外で重要視する住まいの条件は何か聞いたところ、最も多かった回答は「間取り」(21.6%)だった。

イタンジは「引越しにおける住まいのこだわりに関する意識調査」を行った(画像はイメージ)
引越しする際に最も重要視する住まいの条件は?(出所:リリース、以下同)

 次いで、「駅からの距離」(11.3%)、「静かさ」(10.5%)だった。引越しする回数が多いほど、「間取り」と回答した人が多かったという。その理由としては「家族と生活リズムが違うから」「在宅勤務のため仕事部屋が欲しい」などが挙げられた。同社は「近年のテレワーク普及による、在宅時間の増加が影響しているケースがある」とコメントした。また、「静かさ」を選んだ人の7割以上が、2回以上の引越しを経験していたことが分かった。引越しの理由としては、「騒音によるストレス」「騒音トラブル」などが挙げられた。

重要視する住まいの条件ランキング

 重要視する住まいの条件を5つ尋ねた。すると、1位は「間取り」(68.0%)、2位は「広さ」(43.5%)、3位は「バス・トイレ別」(42.1%)、4位は「駅からの距離」(37.5%)、5位は「築年数」(36.2%)であった。一方、最も少なかった回答は「景観」(1.0%)だった。同社は「外的な条件よりも生活行動にかかる条件がより多く選ばれる結果となった」とコメントした。

実はそれほど重要ではなかった条件は?

 引越した後、実はそれほど重要ではなかったと思う住まいの条件を聞いたところ、「該当なし」以外で最も多かったのは、「築年数」で12.1%、次いで「建物の外観」が12.0%、「眺望」が10.5%だった。

.引越し後に、実はそれほど重要ではなかったと思う住まいの条件は?

 引越しの際に面倒だと感じたこと1位は、「住民票や免許証、銀行などの住所変更」(62.3%)、2位は「引越しの荷造り」(61.5%)、3位は「ガス、電気、水道などの解約・契約手続き」(61.4%)だった。

 今回の調査は、部屋探しサイト「OHEYAGO」のTwitterアカウントのフォロワーを対象に、インターネットで行った。期間は21年12月6〜19日、有効回答数は1029人。

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