在宅勤務で生産性は? 3割が「落ちた」経験者300人に聞く

» 2022年02月20日 09時00分 公開
[神奈川はなITmedia]

 ITツールの比較サイトを運営するSheepDog(東京都品川区)は、在宅勤務経験がある正社員を対象に「在宅勤務における生産性の変化」についてのアンケートを行った。

在宅勤務と生産性 「在宅勤務における生産性の変化」についてのアンケート(画像はイメージ)

 「在宅勤務で自分の業務における生産性に変化はありましたか?」という問いに「変わらない」と答えた人は60.33%、「上がった」が12.33%、「下がった」が27.33%だった。

在宅勤務と生産性 在宅勤務での業務効率に関してのアンケート

在宅勤務中に業務以外のことをしているか?

 「在宅勤務中に業務以外のことをしているか?」という問いへの回答で、最も多かったのは「業務以外していない」の46.67%。次いで「YouTubeなどの動画閲覧」(20.67%)、「ゲーム・漫画・読書」(15.67%)、「外出」(15.0%)、「居眠り」(14.67%)、「資格や試験の勉強」(11.0%)だった。

 2位〜6位を合わせると全体の約半数が業務以外のことをしていると回答しており、オフィスに出社する場合と同様の働き方は難しいことがうかがえる。

 一方で「YouTubeをBGMとして流すことで、従来よりもリラックスして仕事ができる」といった意見も寄せられている。

在宅勤務中に自社以外の仕事をしたことがあるか?

 「在宅勤務中に副業、自社以外の仕事をしたことがあるか?」という問いに「はい」と答えた人は24.0%、「いいえ」は76.0%で、7割強の人は自社の業務に取り組んでいることが分かった。

 この調査は、在宅勤務をしている、または在宅勤務をしていた25〜49歳の正社員を対象にネットリサーチで実施し、300人から回答を得た。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.