帝国データバンクは、企業がテレワークで感じたメリット・デメリットについてアンケートを実施。その結果、31.5%の企業がテレワークを実施し、そのうち52.1%がデメリットのほうが多いと感じていることが分かった。
企業のテレワーク実施状況と見解を調査したところ、31.5%の企業がテレワークを実施していることが明らかになった。
テレワークを実施している企業に「テレワークにはメリットとデメリットのどちらが多いと感じるか」と尋ねると、「メリットのほうが多い」(15.1%)、「デメリットのほうが多い」(16.4%)という結果になった。
企業のテレワーク実施状況を規模別に見ると、大企業(46.0%)、中小企業(29.1%、うち小規模企業では19.8%)となり、規模が小さくなるほどテレワークの実施率が低くなっていた。
従業員数別に見ると、テレワーク実施率が最も高いのは従業員数が「300人超」の企業(57.6%)だった。次いで「101〜300人」(48.7%)、「51〜100人」(34.4%)と続き、従業員数が多い企業ほどテレワークが進んでいる傾向が見られた。
なお従業員数が「300人超」の企業において、テレワークを導入し「メリットのほうが多い」とした企業は45.5%、「デメリットのほうが多い」とした企業は12.1%だった。
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