コロナ禍で、より魅力を感じるようになった宿泊形態 2位は「離れの宿」、1位は?感染予防対策は必須

» 2022年02月27日 06時00分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 阪急交通社は、20代以上の男女を対象にコロナ禍における旅行についての調査を実施した。「コロナ禍以降、より魅力的に感じる宿の特徴」の1位は「露天風呂付き客室」(54.5%)だった。

旅行 コロナ禍における旅行についての調査、結果は?(画像はイメージ)

 2位は「離れの宿(離れにある客室)」(33.5%)、3位は「コテージ(一棟貸切)」(24.9%)、4位は「客室数の少ない施設」(23.0%)、5位は「グランピング」(20.6%)と続いた。

 同社は「露天風呂付き客室には、人目を気にせず好きなタイミングでゆっくりとお風呂に入れるという贅沢さがあるが、人との接触をできるだけ避けられるという点でのメリットも重要になってきているようだ」と分析する。

旅行 コロナ禍において、旅行をする際に選ぶ可能性があるもの(出所:リリース、以下同)

 コロナ禍において旅行をする際に選ぶ可能性があるものについて聞くと、「衛生管理がしっかりできている宿」が44.4%で最も多かった。2位は「部屋食や個室での食事ができる宿」(41.9%)、3位は「混んでいない観光スポット」(31.2%)、4位は「平日や閑散期を選ぶ」(30.0%)と続いた。

 同社は「いずれも密集や密接を避けたいがための選択だと言える」と分析する。

旅行 コロナ禍において、旅行をする際に選ぶ可能性があるもの(出所:リリース、以下同)

 調査は20代以上の男女を対象に、2021年12月21〜28日にインターネット上で実施した。有効回答数は554人。

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