SBI証券は3月1日から、一般信用取引における「日計り信用」の買方金利および貸株料を無料化すると発表した。従来から取引手数料は無料となっており、今回の施策により基本的にコストなく取引が可能になる。
日計り信用とは、当日中に返済する必要がある信用取引。基本的にデイトレード向けの料金プランとなる。他社は「一日信用」「いちにち信用」「ワンデイ信用」などの名称で、同様のサービスを用意している。
これまでは取引一回あたり50万円未満の場合、金利や貸株料として年利1.8%の費用が掛かっていた。今回、この金額制限を撤廃する。これにより発生する可能性のある費用は、特定銘柄の空売りの際に発生する「HYPER料」などに限られる。
また併せて制度信用の貸株料も、3月1日から現在の1.15%から1.10%に引き下げる。他のネット証券は、1.15%の場合が多い。楽天証券とGMOクリック証券は1.10%となっており、SBI証券も並ぶ。
SBI証券、単元未満株の買付手数料実質無料に
SBI証券、資産推移、配当金などを一覧できる資産管理ツール「My資産」
SBI証券、「米国株強化元年」を宣言 信用取引を7月に開始
SBI証券が手数料無料化加速 1日100万円まで無料に
楽天証券の改悪に勝機 SBI証券、投信引っ越しキャンペーンCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング