高機能な“ワークスーツ”に新モデル続々 ワークマンは「4800円」でバカ売れ、紳士服大手も続々投入スーツに見える“ゴルフウェア”も(2/3 ページ)

» 2022年03月01日 09時20分 公開
[上間貴大ITmedia]

ワークマンは“シワになりやすい点”を改善させた第3弾

 作業服として展開したアイテムでは、ワークマンも21年2月に裏返せば作業服にもなる「リバーシブルワークスーツ」を発売した。「オフィス訪問や人と会うときのみにスーツを着用する人」にターゲットを絞り、他社が展開する高機能スーツと差別化。上下セットで4800円という価格設定も相まって、夏ごろまで欠品が続いていた。

 今年2月には、第3弾となるモデルを発表。従来型で指摘があったという「シワになりやすい」点を改善するため、硬めでシワになりにくい生地を採用している。

ワークスーツ SOLOTEXを使用したタイプ

 新モデルでは、スーツとしての“見栄え”を重視し、ビジネス寄りのデザインとした。通年で着用できる帝人フロンティアの高級素材「SOLOTEX」を使用した製品と、夏物のメッシュ生地を採用した2タイプを展開している。

ワークスーツ メッシュ生地を採用したタイプには高機能素材「DotAir」を使用

 価格は、いずれのタイプもジャケット2900円、パンツ1900円と手に取りやすい価格を維持。バッグを背負ったまま着用できる「BAG IN レインコート」(3900円)や「半袖ワークシャツ」(1500円)を投入し、需要の取り込みを図る。

ワークスーツ BAG IN レインコート

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.