「定額制サービス」で不満を感じること 3位は「使わない月があると無駄になる」約1万人に聞いた(1/2 ページ)

» 2022年03月04日 13時55分 公開

 直近1年間に定額制サービス(サブスクリプション)を利用した人は28.5%――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の調査で分かった。同調査は今回で3回目。

マイボイスコムは「定額制サービス(サブスクリプション)」に関する調査を行った(画像はイメージ)

 直近1年間に定額制サービスを利用したか聞いたところ、利用した人は28.5%で、10〜20代では50%強だった。利用したタイプで最も多かったのは、「定額料金で、条件内でサービスを使い放題」(23.4%)だった。次いで、「定額料金で、設定条件にあった商品が定期的に届く」(2.5%)、「定額料金で、条件内で商品をレンタルし放題・試し放題」(1.9%)という結果に。

直近1年間に、定額制サービス(サブスクリプション)を利用しましたか?(出所:リリース、以下同)

どんな使い放題、定額制サービスを利用した?

 定額制サービス利用者に、どんな使い放題サービスを利用したか聞いた。1位が「定額制映像配信サービス」で67.8%、2位が「定額制音楽配信サービス」で20.6%、3位が「定額制使い放題:電子書籍・雑誌、電子コミック」で12.6%となった。

 どんな定期便サービスを利用したか聞いたところ、最も多かったのは「定期便:サプリメント、健康食品・飲料など」で8.6%、次いで「定期便:化粧品、コスメなど」が5.3%、「定期便:食材・食品」が3.6%となった。

定額制サービスに不満を感じる点

 定額制サービス利用経験者に対し、不満に感じる点を聞いた。1位は「価格が高い」(16.1%)、2位は「定額料金に見合う分を使い切れない」(15.7%)、3位は「商品・サービスを使う月と使わない月があり、無駄になることがある」(14.3%)だった。10〜20代では、「定額料金に見合う分を使い切れない」「価格が高い」が、女性30代では「商品・サービス内容が期待していたものと違う」がやや高くなった。

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