消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
セコムは、小学生の子どもを持つ男女を対象に、「小学生の安全対策に関する意識調査」を実施した。子どもの日常生活について不安に感じているか聞いたところ、「とても感じている」が18.3%、「どちらか言えば感じている」が48.0%だった。合わせて6割以上が不安を感じていることが分かった。
子どもと親の性別で分析すると、特に高学年の男児を持つ親で、不安を感じている割合が高かった。具体的には、男性保護者で78.0%、女性保護者で74.0%という結果に。
子どもの日常生活で最も不安に思うことは何か聞いた。1位は「屋外での事故やけが」(25.3%)、2位は「連れ去り、通り魔などによる危害」(24.5%)、3位は「インターネット上のトラブル、危険」(18.5%)だった。
安全対策として有効だと感じていることを尋ねた。最も多かったのは、「親子での緊密なコミュニケーション」(68.0%)、次いで「子どもの行動範囲の定期的な把握」(59.5%)、「防犯パトロールなどの地域の見守り」(48.0%)となった。
子どもの安全対策として有効だと思う防犯ツールについては、1位の「防犯ブザー」(65.0%)と2位の「子どもの居場所が分かるGPS端末」(64.8%)が、3位以下を大きく上回った。同社は「子どもが屋外にいる際の防犯ツールに対する意識が高いことが分かった」としている。
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