外国人留学生の会社選びの決め手、2位「職場環境」、1位は？：ここがおかしい（1/3 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

　外国人留学生就職情報サイト「リュウカツ」を運営するオリジネーター（東京都渋谷区）は、日本で就職活動中または日本の企業で働いている・働いていた外国人留学生に対し、「日本での就職活動に関するアンケート」を実施。その結果、企業選びの決め手の1位は「給料水準の高さ」、2位は「職場環境や社風が合う」、3位は「福利厚生が充実している」となった。

「日本での就職活動に関するアンケート」の結果は？（写真提供：写真AC）

企業選びの決め手

　企業選びで決め手となったことを聞いたところ、「給料水準が高い」（38.3％）が最も多く、次いで「職場環境や社風が合う」（37.0％）、「福利厚生が充実している」（36.1％）と続いた。

企業選びで決め手となったこと（以下リリースより）

　日本企業の選考（採用活動）に関して、改善してほしいことを聞くと、1位は「選考プロセスの複雑さ」（54.8％）、2位「適性検査」（47.2％）、3位「面接の回数が多い」（46.5％）という結果になった。

　また「就職活動の開始時期が早い」（23.6％）という回答から、新卒採用企業の早期選考が一段と進む中、学業と並行して行う就職活動に苦戦する様子がうかがえた。

日本企業の選考（採用活動）に関して、改善してほしいこと